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'06年の夏の終わりに、新田祐克先生の「春を抱いていた」にはまってしまった管理人が、「春抱き」のことを語りたいがために作ったblogです。「春抱き」語りはもちろんのこと、アニメや漫画やその他いろいろとお気楽徒然綴りもしていく予定です。
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秋月こおさんの「王朝春宵ロマンセ」を聞きました。BLCDでは珍しい、平安朝の雅で古風っぽい台詞がたくさんあって、おまけに2枚組ときては、声優の皆さんはさぞかし大変だったことでしょうね。2日に分けて録音したとフリートークで言ってたので大変さが推し量れます。

もちろんこれを聞いたのは森川さんが出てるからなんですが、森川さんの役の諸兄は木訥な蔵人で台詞的には主要な3人の中では一番少なかったです(残念)主役はいちおう岸尾大輔さんの千寿丸かな?千寿丸の台詞も多いけど、在原業平役の置鮎さんの台詞が山盛りいっぱいでしたね。それを平安貴族の雅で流れるような台詞回しでスラスラと話す置鮎さん、よかったです。「この罪深き夜に」の時の置鮎さんはちょっと苦手でしたが、今回の業平役の置鮎さんはバッチリでした。

しかし…やっぱり、自分にはショタモノは向いてないことがあらためて判明。やっぱ寺のお稚児さんが主人公じゃ萌えません。せっかくの森川さん出演作品だけど「萌え」は無かったです。まぁ、ドラマCDとしてはそれなりに聞けたとは思いますけどね。
ところで、この話の原作者、秋月こおさんといえば、言わずと知れた「フジミシリーズ」の作者さんですよね。

以下、折りたたみます。





実は、私は秋月さんの「フジミシリーズ」を第1回目から小JUNE本誌でリアルタイムで読んでいます。確か、中島梓さんが「小説道場」で、例のタンホイザーの曲にのせて桐院圭が守村悠季をやっちゃったシーンの描写をえらくほめてたように記憶してるんですが…(遥か大昔のことなんでちょっとうろ覚え;;;)

小JUNE本誌でどこまで読んだのかははっきりと覚えてませんが、多分第1期といわれるとこまでは読んだような気がします。はるか時間を隔てて今ではBLと言われるこの世界へ舞い戻ってみてビックリ。まさか、まだフジミシリーズが続いてたとは夢にも思いませんでした。

あの頃、確かに自分もフジミシリーズはすごく好きでした。もちろん秋月さんは文章力もある方ですし(児童文学作家さんですもんね;;;)キャラもストーリーもよくできた話だったと今でも思います。でも、それ以上にこのシリーズの挿絵が西炯子さんだったというのも重要なポイントでした。JUNEでのデビューで出会った漫画家さんの中では西さんが一番好きなんです。(山田ユギさんもJUNEに載ってたんですよね。既にその頃は読んでなかった…)西さんの描く悠季と圭のイラストがあってこそのフジミだと思うんですが、いつの間にかイラストの作家さんが変わってたんですね。まぁ、初期の段階に雑誌掲載分でしか読んでなかった自分が、現在のイラストをあれこれ言うこともないですけど、私の中の悠季と桐院は今でも西さんの描くイラストの二人のままです。

今回BL界に舞い戻った自分、実はフジミのBLアニメを見てしまいました。でもって、ガーーーーン!!!ち、ち、違うーーーー!!!何が違うって、自分の思っていた声と全然違うことにちょっとショックを受けたんです。悠季の声は、置鮎さんがされてたんですね。う~ん…微妙…。なんか違う…。でも、まぁ、許容範囲ではありました。一方、桐院の声の増谷さん。自分的には全く知らない声優さんだったんですが(スミマセン;;;)、もうね、ファンの方ごめんなさいです。ホントもう、自分的にはこの声の桐院は全く存在しえません。桐院が最初にしゃべったのを聞いた時の違和感は、アニメを見終わるまでずっとそのままでした。まぁ、これがBLCDを聞いたんじゃなかったので、ちょっとは救いだったかもです。いちおうアニメの絵があったので。だからといって、アニメ自体が良くできてたかというと、ゴニョゴニョゴニョ…。(BLCDアニメにクオリティを求めてはいけないよね、ウン…)

ちなみに、増谷さんという声優さんに関してどうこういうつもりはありません。他に出られてる作品も知らないし、この桐院の声で聞いただけですから。ただ、私的には桐院の声の人ではなかったというだけのことです。増谷さんの声で合ってると思う作品もいろいろ聞けばあるんだとは思いますし、フジミシリーズのBLCDもたくさん出てるようなので、ファンの間では彼の声で受け入れられてるんでしょう。これはあくまで、個人的嗜好の問題なんですよね。

教訓。遥か彼方の思い出深い作品は、自分の中のイメージを壊さないためにも、他メディア展開物には手を出さないこと…なんてね。

追記:実は、最近アニメの「鋼鉄三国志」(BL風味満載アニメですな~;;;)を見ながら、かつて小説JUNEで読んだ「私説・三国志」をBLCDで聞きたいかも…と思ってしまいました。上の教訓はいったいどこへ?いえ、昔も思ったことあるんですけどね。その頃の配役希望は、孔明は絶対に塩沢さん、周喩は鈴置さんというものでした。ああ、お二人とも既に故人なんですよね(泣)今なら誰ができそうかな~?おっと、おっと、教訓は大事にね(笑)
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七海 笙
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とにかく「春抱き」大好き!で毎日過ごしてます。岩城さんと香藤くんに萌えない日はありません。
おまけで、その昔アニメ大好き人間だった頃のアニメ熱も復活。最近の一押しは「ノエイン」です。
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