「春抱き」に出会った

「春を抱いていた」に出会って２ヶ月。いや、正確に言うと、もう半月くらい前ですね。最初に出会ったのはOVAの「春抱き」でした。

遥か昔、June愛読者だった自分ですが、ある時期からずっとその手のものとは離れてしまってました。だから、ＢＬという言葉がBoys　Loveの略語だというのも、ちょっと前まで知らなかったんですよね。
そんな自分がなぜOVAを見たのかというと、去年から復活したアニメ熱のせいで、いろいろと見まくっているうちに「春抱き」OVAに出会ったからでした。。出会うべくして出会ったんだわ！ああ、これも運命〜！まるで岩城さんと香藤くんだわぁ（…ちょと違うか；；；）

とはいえ、最初に見た時には、まったく原作を知らなかった…というか、原作があるのも知らなかったので、岩城さんと香藤くんの関係がちょっと唐突かな…と思ったんです。その前まで「LOVELESS」見てたので、それと比べるとかなり濃いよな〜とも；；；どっちかというと、June読者時代にはせつなく痛い系の話好きだったせいもあって、好みとしてはLOVELESSのほうが「最初は」好みだったわけです。
ただ、２・３回見てるうちに、岩城さんの心の痛さがすっごく伝わってきて、香藤くんに「好きだ」と告白する前あたりの台詞に、思わずジーンときてしまってる自分に気がつきました。ホントに、なんか感動しちゃってるんですよね。そういえば、これって最後に原作本の宣伝してたよな…とやっと原作本に思いがいたったわけです。

そこですぐに買いに走ったかというと…絵の濃さに躊躇した自分；；；最初のパッと見の時の新田先生の絵柄は、実を言うと苦手だったんです。（スミマセン〜。今は美しい！と思ってます）買おうかどうかかなり迷っていろいろとネットを調べてたら、１１巻も出てたんですよね。面白けりゃいいけどそうじゃなかったらさすがに１１巻も買えないよな…と思い、ネタバレＯＫな自分としては、下調べとばかりにあちこちの「春抱き」サイト様を渡り歩いてレビューを読ませていただきました。これがもう、ホントに面白い！素晴らしい！のひと言。未読のはずの「春抱き」漫画をまるで読んだみたいな気分でした。レビューをひととおり読み終えた頃には、これはもう絶対に買うしかない！と思った次第です。ハイ。結局は、自分が漫画「春を抱いていた」に出会えたのも、素晴らしいレビューを書かれたファンサイトオーナー様のおかげというわけですね。お世話になったレビューサイト様、多謝です。
こうなった時の自分の行動パターンはいわゆる「大人買いに走る」なんですよね。（そういえば昨年の夏には突然はまってしまった「ハガレン」のＤＶＤをオクで買い漁った記憶が…）よし、１１巻大人買いしちゃるぅぅ〜！と思ったのもつかの間。まさかこの春に出版元が潰れてたなんて〜。出会うのが遅かったのね、シクシク。と悲しんでいても仕方ないので、amazonにいってみてたんですが、新刊本はすでに無し。ユーズドしか載ってないんですよね。おまけに、途中巻までのユーズドはそこそこの値段だけど、最新巻なんかはビックリな値段になってました。ブックオフでは１冊100円なんだけど、２巻と８巻しか無かったりして…とにかく一気読みしたい自分が頼ったのは結局昨年のハガレン同様オークションでした。そうして、なんとか無事１１巻までを一気に手に入れることができたのが９月の初めだったわけです。
そうして、やっと手に入れた「春抱き」…もう、ホントこれくらい読んだ本が最近あっただろうかってくらい、この２ヶ月間読みまくりました。
萌えました。
震えました。
とろけました。
涙しました。
感動しました。
抱きしめたくなりました。（誰を？いや「春抱き本」をです…ホント；；；）
岩城さんと香藤くんが本当に生きてるような気さえしてくるほど、「春抱き」ワールドにどっぷりと浸かってしまいました。もう、「春抱き」の無い生活は考えられませんね。「春抱き」に出会えて、また何かに熱中できる楽しさが蘇った気がしてます。「春抱き」ありがとう〜、新田先生ありがとうございます。

「春抱き」大好き！岩城さん、ラブ〜ｖｖｖ香藤くん、カワイイよぉ〜ｖｖｖ